この度、赤い羽根ポスト・コロナ(新型感染症）社会に向けた福祉活動応援キャンペーン 外国にルーツがある人々への支援助成案件として採択されました。

当該助成金プログラムは、2020 年、三菱創業 150 周年を記念した社会貢献事業の一環として供出された公益財団法人三
菱財団からの資金を原資に、新型コロナウイルス感染下において、国内に在住し、生活に困窮する等さまざまな困難な状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動を資金面から応援することを目的として開始されました。

CWS Japanは、これまでの活動から、公的支援にアクセスしにくい難民・移民を中心とした外国人脆弱層は、著しく自助能力が低く、それ故に社会から見えにくい存在になっていることを実感してきました。そこで、わたしたちは彼／彼女らを地域内で特定し、緊急的な支援を提供しながらも継続的な見守り伴走支援が必要であると考えました。また、支援提供後の当事者の自助力向上のためには、今後、有事の際に、彼／彼女らが生活圏内で助けを求めることができるように地域の社会資源（団体・個人・施設など）を平時から発掘し、それら資源との関係構築のために両者をつなげ、良好な関係性維持のためのモニタリングとフォローを行うことがわたしたちの役割であると認識しています。本事業で行う外国人要支援者のセーフティネットを地域コミュニティ内で創出する活動を通して、将来的には地域防災・減災対策にも寄与することを目指しています。

今後の活動は、各種SNS等でタイムリーに発信していきますので、ご覧いただけますと幸いです。

▶　赤い羽根共同募金ウェブサイト