防災への取組み
日本災害エキュメニカルタスクフォース
(JETS: Japan Ecumenical Taskforce for SAIGAI)
2011年に東日本大震災に対応すべく、エキュメニカル(超教派的)な協力体制を構築し、海外からの支援窓口として日本キリスト教協議会エキュメニカル震災対策室(NCC-JEDRO)が設立され、その役割を終え、2015年3月に解散しました。その後NCC-JEDROの成果を引き継ぐエキュメニカルなネットワークとして2015年11月にNCC加盟教派有志によりJETSが結成されました。東日本大震災支援を通して各団体が体得した経験知・情報共有や学び合いによって、国内外における将来の有事に備え、協働が生まれる場づくりを目指して、隔月ペースで「分かち合いの会」を持っています。
防災・減災日本CSOネットワーク
(JCC-DRR: Japan CSO Coalition for Disaster Risk Reduction)
2015年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議に向け「2015防災世界会議日本CSOネットワーク(JCC2015)」が発足され、会議開催後の6月に解散しました。その後、同年10月にJCC2015の成果と課題を引き継ぐ、新たな市民社会ネットワークJCC-DRRが設立されました。JCC-DRRは、「災害に強い社会づくり」を目指して、①政策提言、②DRR主流化、③東日本大震災などからの課題や教訓の発信活動を行い、2017年2月時点で計55団体が参加しています。CWS Japanは国際協力NGOセンター(JANIC)、ピースボート災害ボランティアセンターとの共同で事務局を担っています。
福島ブックレット「福島10の教訓」
2015年3月に仙台で開催された国連世界防災会議に向けて活動した「2015防災世界会議日本CSOネットワーク(JCC2015)」の中から福島の原発事故の教訓と声を伝えるため、福島ブックレット委員会が立ち上がりました。原発災害から人々を守るため、福島の教訓をブックレットにまとめ、多言語化と国内外において普及活動を行っています。CWS Japanは、同委員会の一員として、このプロジェクトを推進しています。