CWS Japanを知る

CWS Japanとは?

米国に本部を置くCWSの歴史は、敗戦直後の日本へ贈られた救援活動のララ物資から始まりました。CWS日本委員会は1946年東京に事務所を開設し、1952年迄ララ物資の配給活動を実施。以降CWS日本委員会は国際キリスト教奉仕団と名称を変更し、1963年までCAC物資による支援活動を継続しました。その流れから1958年に日本キリスト教奉仕団が創設され障がい者支援活動を現在も推進しています。2011年には東日本大震災に対する緊急支援を行うため、CWSとして再び東京に事務所を開き、CWS Japanが設立されました。

CWSアジア [CWS-Asia]

アジアにおける活動

国際人道支援団体CWSのアジア太平洋地域の支援組織として、1947年に活動を開始した。バンコクを中心に、ミャンマー、タイ、日本の支援活動を管轄する。他アジア地域において、CWSアジア太平洋以外に、パキスタン・アフガニスタン(現地法人化)、カンボジア、インドネシア、東ティモール、ベトナムを拠点とし活動を行う。

 

アジア地域のサイト
アジア
パキスタン/アフガニスタン(現地法人)
カンボジア
インドネシア
東ティモール
ベトナム
ミャンマー

拡がるネットワーク

世界で活動するCWS

第2次世界大戦後1946年に、多くのキリスト教派が災害支援や難民支援のために集まり、世界で活動するため組織化したのが活動の始まりである。ニューヨークに本部があり、現在アフリカ、中東、アジア、北南米、欧州の約30か国で活動を行う。

 

CWSサイト

国際社会の実現へ

活動の目標

宗教、人種、国籍などにかかわらず、全ての人の人権が尊重され、平和で安全に暮らすことが出来るアジア太平洋地域と、国際社会の実現をめざします。

 

使命

自然災害、貧困、紛争の影響を受けている人々の生活に、持続可能で良い変化をもたらすための活動を行います。
日本も含めたアジア太平洋等の地域社会を支援し、地域と共に働くことにより、最も弱く傷ついた人々の生活の質を向上させるために働きます。

活動の基礎となる5つの価値観

1.課題の全体像を見る。課題の根本原因を常に考え、緊急支援から始めた活動であっても、長期的な視点で必要な支援を考えます。
2.地域社会を中心に考え、活動計画において、人々の参加を得るように積極的に取り組みます。特定の支援活動期間にとどまらず、長期的に地域が必要とし自立するために必要な活動を考えるために、計画・実行・評価のあらゆるプロセスにおいて、地域住民と共に考え、ともにに課題解決に取り組みます。
3.支援を受ける人の視点・価値観を重視する。あらゆる宗教・政治に対し中立な立場をとり、人道支援や政策提言などにおいて、苦しむ人々にとって持続的に良い影響をもたらす活動を行うことを最重視します。
4.高いプロ意識を持つ。CWS-Asia及び世界のCWSとのネットワークを駆使し、60年の経験を共有しより専門的に質の高い活動を目指します。
5.活動の妥当性を追求し、効果を向上するため、学び続ける組織である。

課題解決に向けて

CWS Japanの活動におけるネットワークの意味

CWS Japanは、「連携」「協働」の出来る団体(機関)の集合体を、ネットワークと考えています。
CWS Japanは、災害や社会構造の中で苦しむ人々や弱者の問題を、解決するために活動する団体です。現在の複雑な社会構造において、一団体だけで取り組める社会的課題は何一つないと考えます。一人のためにも世界をつなげるために、その課題解決に必要なネットワークを活動の重要な推進力とします。

CWS Japanのパートナーとの関係性

「CWS Japanにおけるパートナーとは?」

CWS Japanは、ネットワークを構成する一つ一つの団体および「連携」「協働」の可能な団体をパートナー団体と言い、「連携」「協働」による相互作用によって、活動の更なる付加価値を生み出す事の出来る、良好なパートナーシップ関係を築きます。
CWS Japanは、CWS Japanのネットワークあるいはパートナー団体の中心軸(ハブ)となって、各々の強みを繋げ、より効果的な社会的課題の解決、継続的変革への活動推進を行います。
CWS Japanは、社会的課題の解決にあたって、活動ジャンルを問わず「連携」「協働」ができ、有効で斬新な活動効果を共に作り上げる事が可能な、組織体・団体・企業・学校・個人などを、常に求めます。