災害に強いアフガニスタンに向けて
インフラ整備と技術の伝承 プロジェクトの大きな成果の一つは、ラグマン県のHussain Abad村に建設された500メートルの防護壁です。この防護壁は、特に暴れ川(洪水や越水が多い河川)から村を守るだけでなく、現地の地形 […]
アフガニスタンは、自然起因及び人為的災害の両方に対して、依然として非常に脆弱で、多くの県は災害に対して脆弱性が高く、特に洪水や地すべり・斜面崩壊はアフガニスタン全土で大きなリスクです。土壁の家屋は特に脆弱で、洪水によって大きな被害を受け、農地や作物の収穫をさらに危険にさらしています。また、山岳地帯が多いアフガニスタンにおいて、例えば落石リスクなど、今まで対策が不十分なリスクが未だに存在しています。しかし、行政のアプローチや支援は未だ不十分で、被災したコミュニティが経験したニーズや損失に十分対応できていません。
これまで、CWS Japanは、特に東部地域で洪水や地滑りに対する地域コミュニティの災害リスク軽減能力を強化することを目的としたプロジェクトを実施し、特に意識の向上、災害ガバナンスの強化、災害リスク軽減の文化の醸成が達成できていますが、地域的にはまだ限定されています。アフガニスタン国全体の脆弱性を考慮し、今までのインパクトを更に飛躍的にスケールアップし、全体的な防災力向上に繋げていきます。
カブール、ナンガハール、ラグマン県を中心とした災害リスク評価・分析、落石対策を含む災害リスク低減ハード防災インフラ設計・実践等技術移転を推進し、高等教育等との連携、他NGOを巻き込んだ全土への水平展開の検討を行い、クナール大学内にワークステーションを設置する。
対象地域 | アフガニスタン カブール県、ナンガハール県、ラグマン県、クナール県をはじめとするその他地域 |
---|---|
主な活動内容 |
|
CWS Japanの支援活動は、皆さまからの寄付により支えられています。
活動継続のため、ご協力をお願いいたします。
CWS Japanへのご寄付は、寄付控除の対象となります。
インフラ整備と技術の伝承 プロジェクトの大きな成果の一つは、ラグマン県のHussain Abad村に建設された500メートルの防護壁です。この防護壁は、特に暴れ川(洪水や越水が多い河川)から村を守るだけでなく、現地の地形 […]
長年にわたる戦争や政情不安のため、多くのアフガニスタン人が難民として国外に逃れています。その数は、最新の統計では260万人に上ると言われています。そのうち220万人は隣国であるパキスタンとイランに逃れています。  […]
アフガニスタンの現地関係者に行ったインタビューの内容をお届けしつつ、防災事業におけるインパクトとは何かについて考えていきたいと思います! ▶続きを読む
先日、ア フガニスタン防災力向上事業の現地関係者にインタビューを行いました。 アフガニスタンはニュースで報道されているように、大規模な自然災害や紛争、テロ などの社会不安を抱えています。「地滑りや土石流などの自然災害に対 […]
パキスタン・シンド州の農村地域における災害復興と防災力向上支援プロジェクトを2024年3月に開始したため、現地パートナーとの打ち合わせや現場の視察のために行った出張について報告いたします。 ▶続きを読む
2024年1月4日から1月11日にかけて、東京と静岡でアフガニスタンからの研修員を招いて本邦研修を実施しました。今回のブログでは、その研修の概要や背景についてお話ししたいと思います。 「本邦研修」とは?… & […]
今日ご紹介する事業は、外務省NGO連携無償資金協力の助成を受け、現地パートナー団体、国土防災技術株式会社との三者連携により、アフガニスタンのナンガハール県とラングマン県にて実施している「アフガニスタン防災力向上に向けた人 […]
本事業は、外務省NGO連携無償資金協力の助成を受け、現地パートナー団体、国土防災技術株式会社との三者連携により、ナンガハール県とラングマン県にて、2016年1月より3年間、フェーズ1として事業を実施しました。洪水・地滑り […]
2021年1月1日より、外務省NGO無償資金協力の助成金により、2017年~2020年まで3年間実施した「コミュニティ防災力向上事業」のフェーズ2として、「アフガニスタン防災力向上に向けた人材育成及び政策環境整備事業」を […]
【アフガニスタン / コミュニティ防災力向上事業(第3年次)】 2019年6月に埼玉県・静岡県で開催した本邦研修での学びを踏まえ、同じ研修員(10名)を集め、タシケント(ウズベキスタン)でフォローアップ研修を8/21-2 […]