アフガニスタン/コミュニティ防災力向上事業
【ナンガハール県・ラグマン県コミュニティ防災力向上事業】 アフガニスタンは、1970年代から続く長期紛争と依然として続くテロとの闘いの最前線にあるだけでなく、自然災害にも見舞われる国です。近年、アフガニスタン政府は防災分 […]
アフガニスタンは、自然起因及び人為的災害の両方に対して、依然として非常に脆弱で、多くの県は災害に対して脆弱性が高く、特に洪水や地すべり・斜面崩壊はアフガニスタン全土で大きなリスクです。土壁の家屋は特に脆弱で、洪水によって大きな被害を受け、農地や作物の収穫をさらに危険にさらしています。また、山岳地帯が多いアフガニスタンにおいて、例えば落石リスクなど、今まで対策が不十分なリスクが未だに存在しています。しかし、行政のアプローチや支援は未だ不十分で、被災したコミュニティが経験したニーズや損失に十分対応できていません。
これまで、CWS Japanは、特に東部地域で洪水や地滑りに対する地域コミュニティの災害リスク軽減能力を強化することを目的としたプロジェクトを実施し、特に意識の向上、災害ガバナンスの強化、災害リスク軽減の文化の醸成が達成できていますが、地域的にはまだ限定されています。アフガニスタン国全体の脆弱性を考慮し、今までのインパクトを更に飛躍的にスケールアップし、全体的な防災力向上に繋げていきます。
カブール、ナンガハール、ラグマン県を中心とした災害リスク評価・分析、落石対策を含む災害リスク低減ハード防災インフラ設計・実践等技術移転を推進し、高等教育等との連携、他NGOを巻き込んだ全土への水平展開の検討を行い、クナール大学内にワークステーションを設置する。
対象地域 | アフガニスタン カブール県、ナンガハール県、ラグマン県、クナール県をはじめとするその他地域 |
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主な活動内容 |
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